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ぱすたけ日記

日記っぽいのを書きます。

2016年読んだマンガで特に印象的だった作品50作+αを紹介します

読んだマンガ

はじめに

皆さん2016年もマンガをたくさん読みましたか?僕はちゃんと数えてませんが大体400冊ほどでした。

今年はなんといっても毎月マンガ読んだ記事を書けたのが良かったですね。昨年分の年間まとめ記事が1月〜11月分までだったので、今回のまとめ記事の対象は以下の一覧に挙げた昨年末〜2016年11月に読んだ分までです。

この中から今年1巻が発売されたものや完結したものなど今年1年感に動きがあった作品を中心にまとめてみました。ざっくりジャンル分けっぽいこともしておいたので是非年末年始の作品選びの参考にしてください。読み逃してそうなやつでオススメのやつあれば読みたいので、ブコメなどで教えてください。かなり長くなってしまいましたが、よろしくお願いします。(作品紹介は極力気をつけますが、ネタバレを含む場合があります。引用しているあらすじは脚注リンクがない場合はAmazonの商品ページからの引用です。)

昨年の記事はこちら

忙しい人向けピックアップ

目次

ブコメ

彼女はろくろ首

鹿井なつき、高校1年生、活発だけど、ちょっと首を伸ばしがち。そんな彼女が気になっている幼なじみの男子、一樹。唾液線を刺激されたり、「ウチ来る?」とか「お前ん家入れて」と言われたりしながら、ゆるやかに青春してます。

1巻・2巻と最高に可愛いラブコメだなぁと読んでいたら、3巻で一気に作品の世界観が広がってとても印象的だった。妖怪と人間は共生してると思ってたけど、人間から妖怪は避けられてるということが分かって意外だった。ろくろ首の彼女も避けられる存在だったという過去エピソードがあるんだけど割とヘビー。

天野めぐみはスキだらけ!

これは、中学校で疎遠になるも同じ高校に進学し再び距離を縮めた、凸凹で真逆な幼なじみの二人──東大を目指すガリ勉スリム・学と、剣道に励む体育会系ぷに子・めぐみ──の、微笑ましくもドキドキな日々の物語である。

*1

少年漫画らしいお色気枠と言ってしまうとそれまでなのだけど、ただのお色気枠ではなくて、2人の微妙なすれ違う距離感であったり、支え合ったりしている距離感が読んでいて素直に惹かれる。個人的には3巻の夏祭りの話が好きだった。

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~

「恋愛は告白した方が負けなのである!」 家柄も人柄も良し!! 将来を期待された秀才が集う秀知院学園!! その生徒会で出会った、副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずだが…何もないまま半年が経過!! プライドが高く素直になれない2人は、面倒臭いことに、“如何に相手に告白させるか”ばかりを考えるようになってしまった!? 恋愛は成就するまでが楽しい!! 新感覚“頭脳戦”ラブコメ、開戦!!

もう2人ともめちゃくちゃ面倒くさい。そしてやり取りのテンポが良い。3巻ではメインの2人以外の藤原書記や新キャラ石上もドンドン弄られてて、はちゃめちゃな感じになってきてて良い。巻を経るごとに勢いが増してきてる。もうずっとニヤニヤ出来る。無限にニヤニヤ出来る。最高。

寄宿学校のジュリエット

寄宿学校、ダリア学園。敵対する2つの国の生徒が通う、この名門校に、許されぬ恋に悩む学生がいた。東和国寮の1年生リーダー“犬塚露壬雄”。彼の想い人は、宿敵・ウエスト公国寮の1年生リーダー“ジュリエット・ペルシア”。すべては、犬塚の命がけの告白からはじまった!! 絶対にバレちゃいけない恋物語!

良いラブコメ。 メインのカップル同士以外にも、2巻以降では周囲の人物との相関もしっかり構築していて良い。ちゃんと今後に続いていきそうな設定とかもちょくちょく出てきている感じ。 体育祭ではこれまでメインに描かれていた国(寮)同士の競り合いだけでなく寮内での勢力争いも登場したり、3巻では兄が出てきてのペルシアの誕生日の話の山場表現も非常に良かった。

タネも仕掛けもないラブストーリー

ある日、奇術部に入部してきた新入部員・奇之下ひばりの素人離れした手品スキルに疑惑を抱いた小熊沢は、実は彼女が物体を動かす超能力者であることを知る。能力を駆使し、アイドルデビューを夢見るひばりは、小熊沢のサポートのもと、部の選抜メンバーとして手品コンテストへ出場することを望んでいた。小熊沢はこれに協力。かくして秘密の協定を結んだ2人のちょっぴり不思議な部内恋愛がスタートし…!?

片隅乙女ワンスモア』の作者、伊藤正臣先生*2の新作。 超能力を持って記述部に入った女の子とその部長とのWin-Winの関係から始まった恋の話。やっぱり伊藤先生は女の子の仕草や表情が可愛くてズルいなぁ。手品の解説とかもしっかり面白かった。

すいもあまいも

王道ラブコメという感じだったけど、すごく構成も良くてめちゃくちゃ最高だった。みんな登場人物がそれぞれの恋愛観で向かっていくのを描きつつもそれが過不足なくしっかり1巻で完結してて、さらにみんなそれぞれにハッピーエンドになってて凄いと思った。

王道ラブコメという感じだったけど、すごく構成も良くてめちゃくちゃ最高だった。みんな登場人物がそれぞれの恋愛観で向かっていくのを描きつつもそれが過不足なくしっかり1巻で完結してて、さらにみんなそれぞれにハッピーエンドになってて凄いと思った。そういう意味では読後感が本当に良かった。

星野、目をつぶって。

冴えない美術部員・小早川は、人気者のギャル・星野の超地味な素顔を知ってしまい、成り行きで化粧がド下手な彼女のメイク係をすることに! クラスの地位は月とスッポン、性格は水と油。最初は衝突ばかりを繰り返す二人に、分かり合える日はくるのか……!?

とにもかくにも読んでない人は今すぐ2巻まで買って読んで下さい。星野と仲良くしているスクールカースト上位のグループも、だからと行って他の人間を攻撃するとかハブにするとかなくて、仲間を大事にしている描写がずっとあるので好感が持てる。 2巻ではスクールカーストのあちら側とこちら側も越えようとする星野の姿を見て遂に小早川が自身の壁を超え、3巻ではそのグループの不良(?)の1人の加納の秘密も登場してビックリした。登場人物が全員素直で良いやつなので読んでいて気持ちが良い。

これは愛じゃないので、よろしく

映画にでてくるみたいなドラマチックな恋をしたい── 映画好きの泉さら(高1)は、物語みたいなほんとの愛に憧れている。だから好きな人もできたことがないし、現実の恋には興味ない。何でも持ってるイケメン・九条翼が彼女と別れる場面に遭遇したさら。九条の思いやりに、「彼こそが真実の愛を知っている!」と感動するが、実は九条は──!? ちょっとずれててピュアなさらと、ひねくれイケメン九条のラブゲームが開幕です!

前作の『青山月子です』が好きだったので買った。恋愛映画が大好きでピュアな愛のある恋愛を追い求めるさらとお金持ちでイケメンででも実は腹黒な九条の話。愛を語るさらとそれをバカにする九条のやり取りがテンポよくて面白い。映画のようなハッピーエンドになるのかどうなるのかが楽しみ。

青春はゾンビでした

雪村梓は、雑誌掲載もなかなか厳しい少女漫画家。学生時代、恋愛経験をせず、漫画にだけ打ち込んできた“青春ゾンビ"の彼女だが、ふとしたキッカケで恋をする気持ちになり、自分の恋愛体験を漫画に活かそうと恋愛しようと頑張りだして…!?

当時りぼんに掲載されて話題になった百合マンガ『ブルーフレンド』の作者の新作。青春時代に恋とかをしなかった青春ゾンビの少女マンガ家が恋に触れて良い作品が生まれたりする話。担当編集のキャラが凄く良い。イケメンでハッキリ言うから、主人公はずっと鬼だと思ってるんだけど、編集だから大事に相談にも載ってくれるし、褒めるところは褒めてくれると気付く3話辺りの展開は好きだなあ。 この先、店長と同級生と隣人の女の子と担当編集との関係性がどう絡み合っていくのかが楽しみ。『ブルーフレンド』は中学生が友達の女の子を好きになるそういう危うさと初々しさの狭間みたいな感じだったけど、今回はそういう変化球感のないストレートな感じがした。あと、本編の主人公が読切ばかり描いてきたという設定は、この連載が始まるまで花とゆめとかでずっと読切をやられてたご自身のお気持ちだったりするのかなと邪推したりしました。

青春はゾンビでした 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

青春はゾンビでした 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

金の国 水の国

昔々、隣り合う仲の悪い国がありました。毎日毎日、つまらないことでいがみ合い、とうとう犬のうんこの片づけの件で戦争になってしまい慌てて仲裁に入った神様は2つの国の族長に言いました。A国は国で一番美しい娘をB国に嫁にやり、B国は国で一番賢い若者をA国に婿にやりなさい―――そんな中、A国の姫・サーラはB国の青年と偶然出会い…!?

納得の『このマンガがすごい!2017オンナ編』1位の作品。敵対しあってたA国とB国。そんなA国の姫とB国の青年が出会う話。青年が一見どうってことなさそうなのに、どんどん良いセリフが出てきて惹かれていった。キレイな1巻完結で畳み方が良くて逆にモット読みたい!!!ってなった。

海咲ライラック

こんなダメな人なのに…なんでこんなにドキドキしちゃんだろう!? 面倒見が良く、島の皆から好かれる中学生「葉月海」。都会から越してきて民宿を始めたが、毎日ダラダラしてばかりの「井上風太」。年は15も離れた30歳。デリカシーはないし、頼りない…それでも彼の言葉にドキドキ&赤面させられっぱなしで――。純朴女子中学生と冴えない30オトコの年の差ラブコメディ開幕!

空のカインと同時に発売された険持ちよ先生の新作。。女子中学生「葉月海」とその隣に都会から引っ越してきた30歳でダラダラしてる「井上風太」の2人のラブコメディ。海の気持ちがとてもピュアで気持ち良い。次巻へのヒキも良い感じだったので、次巻も楽しみ。2巻で終わったりせずに少し長めに続いて欲しい。

百合(またはそう認識されていそうな作品)

ハナとヒナは放課後

放課後のことは、二人だけの秘密…☆高校生のハナは地味目で背も小さい普通の女の子。ある物を買いたいために、ファンシーショップでアルバイトをしていた。そこへ見た目ギャルのイケイケ女の子、ヒナが新しいアルバイトとしてやってきた。全く違う世界のヒナに対して、ハナは少し消極的…しかし、ヒナが同じ高校へと入学してきてビックリ! 厳しい学校にはアルバイトのことは絶対にナイショ! ハナとヒナの二人だけの秘密の放課後が始まります☆

百合マンガの金字塔『GIRL FRIENDS』の森永みるく先生の新作。女子高生同士がきゃっきゃうふふで見てて可愛いなぁってずっと愛でていられるそういう百合。2巻ではお互いがお互いを強く意識し始めて最高の状態。キュンキュンドキドキが止まらない森永先生ありがとうございます。

まめコーデ

お肉と揚げ物が大好きで【鶏から弁当】ばかり食べている。ファッションセンス皆無で【変なキャラがプリントされた服】ばかり着ている。ルックス自信なし。人見知りで上がり症。田舎者で訛ってて、ついでに名前も変…。そんな【まめちゃん】(鳥取県出身)がメガネの怖い新人女子マネージャーに見出されて、レッスンにオーディションに大奮闘!  【トップモデル】へと坂を駈け上がっていく、いっぱい笑えて、いっぱい泣けちゃう物語!!!

前作『満腹百合』がとても印象的だったので、連載が始まったと聞いてコミックスが出るのを非常に楽しみにしていた作品。食べるのが好きで田舎者なモデルの主人公まめと新人女子マネの話。厳しいながらもまめへの期待を感じるやり取りやまめのちょっと抜けてるのが良い。オーディション成功して欲しい。読んで笑ってまめを応援できる良い話です。

まめコーデ(1)【電子限定特典ペーパー付き】 (RYU COMICS)

まめコーデ(1)【電子限定特典ペーパー付き】 (RYU COMICS)

ななしのアステリズム

中学生活の初日、好きな人が出来ました。それからずっと伝えられなかったその気持ちをこの先も隠し続けると誓った矢先に、知ってしまった好きな人の秘密は──…。フレッシュガンガンで読者投票第1位となった友情と恋心の間で揺れ動く少し切なくてピュアな青春ハートフル・ラブストーリー!!

女の子仲良し3人組がそれぞれを好きという三角関係を描いた作品。 百合だけど、ごまかすために彼氏作ったり、他校の男子から告白される描写もあって良い*3。三人の関係を守りながらどう気持ちに向き合うかということがそれぞれの視点で描かれていて面白い。4巻での琴岡と鷲尾の攻防というかやり取りの見せ方が上手くて更に惹きこまれた。本当に上手いし、毎回泣かされそうになる。

ソワレ学級

名門進学高校に入学するも、あっという間に勉強について行けずドロップアウトした柳くんは、定時制の白藤高校に入学しなおした。そこで出会った美少女ふたりは、いつも一緒にいて他とは少し違う空気の女子・るりとべに。なんでかパシリに使われたりするけど、居心地は悪くない。なんとなく楽しいので、まぁいっか。自分のペースで、好きに生きればいいじゃない――だって、わたしの人生だもの。ゆるめが心地よい定時制高校ものがたり!

ナギくん中心かと思いきや、るりとべにが中心にも展開しつつ、個性的な登場人物とノビノビした感じでクスッとする場面も多くて楽しい。そういう意味では百合っぽいと言えばそうかもしれないけど、それ以外のキャラもしっかり立ってて話に絡んでくるので、どのキャラを見ていても楽しめる。リュウコミックスの『登竜門』出身作は本当に個人的にハズレがなくて凄い。

ソワレ学級(1)【特典ペーパー付き】 (RYU COMICS)

ソワレ学級(1)【特典ペーパー付き】 (RYU COMICS)

推しが武道館いってくれたら死ぬ

岡山県で活動するマイナー地下アイドル【ChamJam】の、内気で人見知りな人気最下位メンバー【舞菜(まいな)】に人生すべてを捧げて応援する熱狂的ファンがいる。収入は推しに貢ぐので、自分は高校時代の赤ジャージ。愛しすぎてライブ中に鼻血ブーする…伝説の女【えりぴよ】さん! 舞菜が武道館のステージに立つ日まで…えりぴよの全身全霊傾けたドルヲタ活動は続くっ!

はい!!平尾アウリ先生のリュウ新連載です!!待ってました!!平尾アウリ先生は本当に距離感の表現魅せ方がとても上手くて、今回も愛が爆発しているドルヲタのえりぴよと思わず塩対応してしまう舞菜の関係が最高。アイドルネタも細かいのがいっぱいあって笑えるし、次巻3巻ではメンバー総選挙もあるので、これからが待ちきれない。

新米姉妹のふたりごはん

両親の再婚により突然姉妹となったサチとあやり。目つきの鋭いあやりに対しサチは物怖じし同居生活に大きな不安を感じてしまう。そんな時、海外出張中の父親から届いた荷物は、なんと生ハムの原木で……

お腹が空くやつです。毎回料理の工程で登場してくる小道具が豪華という印象。生ハムとかローストビーフとかタコパとか真似したいと思わせるような読んでる側も手が届きそうでかつ友達と食べたくなる特別感のあるメニュー。それに姉妹が可愛い。思い出しただけでお腹が空いてきた。

恋愛マンガ

かわいいから許す

あ…恋したらこんな顔するんだ。5つの「かわいい」恋の瞬間に胸がきゅんと鳴る、オムニバスラブストーリー!

オムニパス短編集形式なのだけど、1本目から可愛さ満点でやられてしまって、その勢いで一気に読んでしまった。どれも恋してる可愛さが溢れてる短編でめちゃくちゃ良さがあった。恋愛漫画好きには絶対読んで欲しい1冊です。

かわいいから許す (デザートコミックス)

かわいいから許す (デザートコミックス)

あげくの果てのカノン

ゼリー(エイリアン)襲来によって、機能を失った東京・永田町。高月かのん(23)は、高校時代からストーカー的に想いを寄せる境(さかい)先輩と、アルバイト先の喫茶店で再会を果たす。でも、いけない。先輩は世界の英雄で、そして他の人のモノだから。ストーカー気質メンヘラ女子の痛すぎる恋に、共感の嵐です!

*4

謎の生物と戦う部隊のエリートである先輩と彼を高校時代から好きで少しメンヘラストーカー感のある主人公との話。カノンの先輩好きエピソードはやばさ全開。2巻ではそんな先輩が『修繕』の影響でかのんを好きになり、急接近。かのんが憧れていた先輩にキスされたり触られたりして幸せを感じていると、そこに先輩の奥さんが登場して、過去に思いを馳せたりと飽きさせずにどんどん面白くなっている。けど、これどう考えてもラストはバッドエンドにしかならないよなぁ。でもかのんは好きで好きで好きで仕方ないから先輩が最終的に幸せになれば彼女にとってはハッピーエンドなのかもしれない。どう決着がつくのか楽しみ。

恋のツキ

平ワコ31歳、彼氏と同棲中。そんな中「運命の出会い」が…!? 結婚はしてくれそうなマンネリ彼氏か、トキメキが止まらない超タイプ(でも高校生…)か。今さら一人になる勇気もない“適齢期オンナ”は、どの恋を選べば幸せをつかめるのか!?

あそびあいの作者新田章の最新作。彼氏は純真まっすぐでそれをのらりくらりと気ままに浮気をしたりして波風を立てる展開。 31歳、同棲3年目で浮気(?)相手が高校生というのが前作と違ってまた味わいがあった。もうとにかくワコは天然なんだろうけど、本当にズルいし、それを許してしまう彼氏も彼氏だよなぁと2巻を読んでいて思った。本当にこの人はこういうの描かせると上手い。

恋のツキ(1) (モーニングコミックス)

恋のツキ(1) (モーニングコミックス)

私の少年

スポーツメーカーに勤める30歳、多和田聡子は夜の公園で12歳の美しい少年、早見真修と出会う。元恋人からの残酷な仕打ち、家族の高圧と無関心。それぞれが抱える孤独に触れた二人は互いを必要なものと感じていく。この感情は母性? それとも――。

小6の美少年真修と三十路女性聡子の出会いから始まる話。優しいストーリーなのだけど、そこに隠れて視える真修が抱える家庭の事情みたいなのが少し心配にさせる。2巻まだ読んでないので、これから読むのだけど、着地方法がとにかく気になってる。

私の少年 : 1 (アクションコミックス)

私の少年 : 1 (アクションコミックス)

しまなみ誰そ彼

クラスメイトに「ホモ動画」を観ていることを知られた、たすく。自分の性指向…ゲイであると皆に知られたのではないかと怯え、自殺を考えていた彼の前に、「誰かさん」と呼ばれる謎めいた女性があらわれた。彼女は、たすくを「談話室」へと誘う。そこには、レズビアンである大地さんがいて…。尾道を舞台に描かれる、性と生と青春の物語

これがLGBTの人たちにとってのリアルなのかどうかはさておいて、人と人との関係とはどういうものなのかついて考えさせられる良作だと思う。特に2巻の女装をしたくて女装をする男の子の話は本当に複雑で絶妙な感覚を描いていて素直になるほどなぁと思った。

アニメーター

今年は何故かアニメーターマンガが数作あったのだけど、やはりSHIROBAKOの影響なのだろうか。良かったやつ2作を紹介します。

西荻窪ランスルー

江田島咲、18歳。 自分ひとりの力で生きていこうと周囲の反対を押し切り上京を決意。 絵を描くことが得意だった咲はアニメ会社に無事就職できたが、そこで出会う大人たちに圧倒される日々。 仕事も恋もひたむきにがんばる がむしゃら女子の全力疾走物語!

クリエイターたちの仕事への熱意や同期の存在という辺りが中心で胸打たれる。普通にお仕事系のマンガとしても面白い。

アニメタ!

テープが擦り切れるほど観たアニメは、あたしの人生を変えた。あたしも……こんなアニメを作ってみたい! 九条監督はすごく厳しいけど……それでも、アニメーターになるんだ、絶対!! 技術ゼロの新人アニメーター・真田幸(19歳)が、0.1%の「才能」と、99.9%の「熱意」で、プロフェッショナルが集結するアニメ業界に挑む!! スポコン・アニメーター物語、開幕!!

こっちは西荻窪ランスルーよりはアニメーター漫画という側面が強い。アニメーターを題材にしたスポ根漫画というイメージ。アニメーター、特に主人公はまだ動画なので、その厳しさがビシビシ描かれている。作者自身がもともとアニメーターだったのもあって、動画検証の評価されなさの話は少し気付くことがあったり、話内や巻末での作業解説は本当に丁寧に色んなことが説明されているので、原画を見たりする際の参考になってる。

音楽

ライアーバード

京都の音楽喫茶『ライアーバード』で働く、ギターを愛する青年・ヨタカ。彼が人生で大切にしているものは3つ。ギターと音楽と、ライアーバード。人を寄せ付けずかたくなな態度で生きるヨタカの前に、ある日突然天真爛漫な少女・コトが現れた。ヨタカが何度やっても再現できないギターの音を、コトは一度聞いただけで演奏してみせるのだった…。正反対の二人の、音楽の才能と音楽への渇望を描くヒューマンドラマ!

ギターを愛するヨタカと聞いたとおりに演奏できるコト。京都の街の音楽喫茶で出会って、マスターや周りの人、そしてコトに接して、ヨタカが音楽への渇望を取り戻すとても良い話。2人がぶつかり合いながらも成長していく様子が熱い。

弁天ロックゆう。

少女・いずみは、親友のノリコがいないと何もできない極度の人見知り。特にやりたいこともないまま、高校受験という初めての人生の岐路に直面していた。そんなある日、上野の不忍池で出会った弁天様から「音を絵として捉える才能」を見出され、ある曲の完成のためにギターを託されるが…!? まだ見ぬ明日を切り拓く少女たちの青春グラフィティ、開幕!

主人公の女の子が音を感じられる才能に目覚めてそこからギターの楽しさに遭遇する導入が読んでて熱くなる感じだったので、そのまま最後まで読み続けてた。2巻ではバンドを組み、3巻ではいずみが自分の気持ちを乗せて曲を完成させ届けるラストが最高で読後感もとにかく清々しい。一貫して彼女たちらしいロックがしっかり描かれてて、しかもその様子がずっと楽しそうなのが良かった。数年後もまだバンドしてるのかとか気になるから是非後日談とかも読みたい。なでしこドレミソラもそうだけど、きららフォワードの音楽漫画好き。

コネクト

父は作曲家、母はピアニスト。そんな音楽一家で育った一ノ瀬和奏が惹かれる音楽はクラシックではなく、物語やキャラクターに寄り添い一体化した歌や曲──アニソンだった。いつか自分もアニソンを作りたいと漠然と夢見ながらも、自信がなく一歩を踏み出せない和奏に決定的な出逢いが訪れる。漫画家として活躍するクラスメイト・藤尾藤子の作品を読んだ瞬間から、和奏の夢が色付き始めて……?

青春×アニソンというキャッチコピーに惹かれて試し読みして買った作品。 音楽一族に生まれたアニソン好きな主人公がクラスの気になる漫画家な女の子の作品がアニメ化したときに楽曲を担当するという約束から始まる物語。話がうまく転がり過ぎてる気もするけど、最初はこれくらい展開ある方が面白いですね。

コネクト 1 (ヤングジャンプコミックス)

コネクト 1 (ヤングジャンプコミックス)

なでしこドレミソラ

卒業文集で不名誉な三冠を獲得する地味な中学時代を送ってきた音古間美弥。高校でイメチェンを図り“変わりたい”と願う美弥は、竹海陽夜との出会いをきっかけに和楽器という未知の世界へと踏み出す――!!

女の子たちが和楽器でバンドを組むマンガ。音の表現も音符を流したりオノマトペじゃなくて、和柄っぽい帯で表現していて興味深い感じだった。

サッカー漫画

サッカーは観るのも好きなので、スポーツ漫画の中でも特にサッカー漫画は比較的好んで読んでいるのですが、今年は『夕空のクライフイズム』と『マネーフットボール』が完結してしまった1年でした。

夕空のクライフイズム

木登学園高校サッカー部2年生の今中はドリブルを得意とする選手だが、監督の茂木からはドリブルを否定され確実性のあるプレーを要求されている。他の部員も結果のためと割り切りつつも指導方針に疑問を抱いていたが、3年生が引退し新チームが始動しようとする矢先に茂木は他校の監督として引き抜かれる。代わりに今中らを中等部時代に指導していた雨宮が監督となるが、就任に際し「高校最後の試合で、観客を魅了する美しいサッカーをして美しく敗れよう」と提唱する

*5

タイトル通り、ヨハン・クライフの精神をこれでもかと表現していた作品だったのだけど、連載も「美しく敗れて」しまったのが残念だった。クライフイズムがチームに浸透してきて、勝利も納められるようになってきてここから大会などが始まるというところで監督が解任されてしまいそのまま連載も終了してしまった。作者のサッカー愛溢れる小ネタや似顔絵も好きだったので、今は週刊ジョージアでやってる『WILDFOOTBALL』でその部分が濃くなったやつが堪能できます。

マネーフットボール

愛媛の2部のクラブにレンタルで移籍した20歳のプロサッカー選手・カジ!! すべてのプレーをお金に換えて1部クラブへの復帰のためにモチベーションを上げまくる!! サッカー漫画のマイスターが贈る新感覚のスポーツエンタメコミック!!

『クライフイズム』は高校サッカーを通して理想のサッカーを追求する話なら、こっちはJリーグ、しかも地方クラブのリアルをとことんやっていく作品でした。ロングスローを決めると年俸の評価どう上がるだとかでモチベーションを上げたり、クラブ間の予算差やそれによる戦力・戦略の違いなどなどがかなり丁寧に描かれていて、作者も愛媛FCのファンなので、こちらもこちらでサッカー、クラブへの愛がめちゃくちゃ伝わる良作だった。予算規模は愛媛よりはそこそこ大きいですが、僕も地元の京都サンガFCを観ているので、分かる分かるという話もあって面白かった。せっかく完結1つ前の巻で代理人が出てきたのに、次シーズンのそういう駆け引きなどは全部走馬灯のように走り抜けるラストになってしまったのが残念だった。

さよなら私のクラマー

中学時代輝くことなく終わったウイング、周防(すおう)すみれは、ライバルである曽志崎緑(そしざき・みどり)から誘いを受ける。「一緒のチームに行こうよ、一人になんてさせないから」。そんな真摯な言葉に、周防が出した答えは……。たくさんの個性豊かな選手が集まり、今物語の幕が開く!!

四月は君の嘘』作者の新作。『四月は君の嘘』作者、この前まで『さよならフットボール』の作者だと認識していなかったので、知ったときはビックリした。この作品もその『さよならフットボール』の続編的な内容になっています。『さよならフットボール』の連載は2009年〜2010年でこのときはまだ「なでしこジャパン」が優勝する前だった*6ので、女子サッカーも認知度が低かったあの頃に女子を主人公にしたサッカーマンガが登場して喜々として読んでいたので、続編が出たのが純粋に嬉しい。表現も『四月は君の嘘』を経てパワーアップしているので、本当にこれからが楽しみ。今年というよりも来年のマンガというべきかもしれない。

その他のスポーツ漫画

灼熱カバディ

カバディはネタじゃない…熱いスポーツだ! スポーツ嫌いの元サッカー有名選手・宵越竜哉(高1)のもとに、ある日『カバディ部』が勧誘に!

カバディというマイナーだけど名前は聞いたことのあるスポーツを題材にしつつ中身はしっかり王道スポーツ漫画で最高。ストーリーも画面構成も熱量も他の王道スポーツ漫画に負けず劣らずのクオリティ。練習試合や部員同士の関係性が補完されてとにかく高まるので、速やかに3巻まで買って読んでみてくれ。カバディ自体もルールを知らなかったのだけど、駆け引きや勝負ドコロが要所要所にありとても面白いですね。

片翼シャトル

心に火を灯す情熱バドミントン漫画!! かつて日本代表・神嶋由とペアを組み「最強の盾」と呼ばれた玉木海虎。しかし神嶋とは別の高校へ進学、バドミントンへの情熱もすっかり失っていた。そんな矢先、同級生の保地犬志郎との出会いが彼を再びバドミントンの舞台へ引き戻す――!!?

バドミントン漫画といえば『はねバド!』だけど、今年始まったこれは少年漫画らしいはじまりで期待してる。Amazonレビューからの受け売りの言葉を使うと2人の関係性が『ハイキュー』的な感じ。友情の描き方が良かった。今後の展開次第ではこっちのバドミントン漫画も化けるのではという感じがする。

てのひらの熱を

「必要なのは、地面と体。あとは拳を握るだけだ。」……ものすごく姿勢のいい少年・木野下慎也と、全国大会6連覇の天才空手少年・柳屋匠。きっかけは偶然…けれどきっと、運命。2人は出会い、笑い、そして惹かれあう。物語の舞台は、川崎浮島中学空手道部。汗と絆と笑顔の空手道!!

*7

これ、個人的には読んでる中では今年一番期待していたスポーツ漫画で、『火ノ丸相撲』くらい熱い感じだったのに終わったのが本当に辛い。主人公が空手にハマるまでの経緯もしっかりジワジワと描き、他校にもライバルが登場し、主人公が自分のスタイルを見つけ拾得を目指し走り始め、マネージャーも登場して、よっしゃこれからやっていくぞ!!!ってところで終わってしまうなんて誰が予想できたか・・・うー本当に思い出すだけで悲しい。

サイハテドライブ

有名な卓球一家に生まれ育った凪卓海は、進学先の見学にかねてよりライバル関係にあった嵐場一己が通う鼎学園男子卓球部を訪れる。幼少より競技に打ち込んだ2人の少年が再会し、共に高校卓球界の頂点を目指す物語の幕は上がる! 青春を振りぬく高校卓球ドラマ!!

卓球を題材にした作品。監督がかなり良いキャラ。主人公格の2人も良い感じに対になってるので、2巻3巻くらいでどれくらい盛り上がるかが楽しみ。キャラクター設定がシューズやラケットの裏表ラバーまであって細かい。

バッドビート! ~辻堂真夏のポーカー戦線~

契約が絶対遵守される特区。そこはギャンブラーたちに歓迎されている。その中でも、数多くの能力者を擁するのが湘南清陵高校。辻堂真夏はそこで失ったものを取り戻すために、自分の能力でポーカーバトルに挑む!

ポーカー+特殊能力という題材で且つ主人公がめちゃくちゃ運が悪いという特殊能力なのは面白い。運が悪いので、それを逆手に取った心理戦や戦術で勝っていく姿に惹かれる。ポーカーのルールが巻末に付いてるのは助かる。

ファンタジー

hなhとA子の呪い

「性欲は真実の愛にとって障害」という信念を持つ針辻真の前に現れたA子。彼女は針辻にも性欲は存在すると嗤いながら指摘する。A子の言葉は「呪い」となり、針辻に彼自身の持つ「性欲」を自覚させていく。自分の中にある信念とは真逆の「汚らわしいもの」を見せ付けられ、次第に壊れていく針辻。A子の存在は針辻にしか認識できない。彼女は幽霊なのか、それとも針辻の抑圧された精神が見せる幻なのか…? 愛に捕らわれ縛られる男の「悲劇」の物語!

今年のベストを選びぬくとするとこの作品を選ぶ気がするくらいには衝撃的で印象に残っている作品。

人間の「性欲」が生々しく且つとにかく純粋に描かれていて吸い込まれるようだった。

1巻ラストに描かれていた、性欲を自覚して受け入れての愛の告白。その後のA子の言葉は嫌味だけどとても的を得ていてこれで1巻を〆るのは力強いなぁと感じた。

このラストを受けた2巻が来月に出るのでめちゃくちゃ期待してる。

hなhとA子の呪い(1)【特典ペーパー付き】 (RYU COMICS)

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ホブゴブリン 魔女とふたり

ポーリーンは森に住む暖炉の妖精。いつも怒鳴り散らしてばかりいる、大喰いの老魔女・バーバと二人暮らし。そんなある日、王女にかけられた「呪い」の謎を探るため王国から調査団がやって来て………!? “不可思議”の名手・つばなが贈るキュート&ストレンジ・ワールド!!!

第七女子会彷徨の作者のつばな先生の作品。おとぎ話のような世界観で、最初は日常系かなと思ったけど、後半ハラハラの展開になって最後はハッピーエンド。ポーリーンのキャラが良くて好きだった。

ホブゴブリン  魔女とふたり (バーズコミックス)

ホブゴブリン 魔女とふたり (バーズコミックス)

わたしのカイロス

そこは砂と鉄で覆われた捨てられた惑星。殺し合いの見世物、「剣闘刑」を科された少女・グラジオラスが送られたのはそんな場所。いわれなき罪を背負わされた少女にとって、それは「死刑宣告」に等しかった…。そんな絶望的な状況下、ひとりの小さな住人との出会いが彼女の運命を大きく変えることに――。新鋭作家が贈る、新時代の冒険SFファンタジー開幕!

絵柄の可愛さに反して設定はそこそこハードな感じ。その重めの設定をものともせずに明るく前向きに挑んでいく主人公が魅力的で良いバランス。良いSFファンタジーなので、まだ2巻読めてないけど、これを書ききったら読みます。

盆の国

お盆の間だけご先祖さまの姿がみえる女の子・秋は中学3年生。中学最後の夏休みなのに、些細なことで親友とは気まずい雰囲気に。このままずっとお盆だったらいいのに… ふと頭に浮かんだ妄想は、なぜか現実になってしまう。お盆を繰り返していることに誰も気づかない町の中で、秋の不思議な冒険がはじまる。

*8

毎年1冊はこういうたまらなくノスタルジックな気持ちにさせてくれる作品に出会うけど、今年はぶっちぎりでこれが良かった。"お盆"を舞台に不思議なボーイミーツガール。あんまり内容に触れるとネタバレになるので回避するけど、お盆のご先祖が帰ってくるという話とか、その前後のなんとも言えないお盆の日常の空気感をキレイに表現していて、全ての描写が丁寧でストーリーも素晴らしく、隅々まで染み渡る感じ。最高。

盆の国 (トーチコミックス)

盆の国 (トーチコミックス)

天誅×神曲《アイウタ》

幼い頃に出会った少年たちが、人の世と神の世に別れ、癒しの力を持つ少女を巡り繰り広げる和風異能ファンタジー、開幕!!

よしだもろへ先生の前作『いなり、こんこん、恋いろは。』が好きだったので買ったやつ。まだ2巻読めてないので、1巻しか読めてない。1巻はプロローグからこれからの物語の舞台紹介という感じだったのだけど、『癒やしの力』はこれからも色んな引き金になりそうな感じなので、続きが楽しみな感じ。『いなこん』好きだった人は是非。

うちのクラスの女子がヤバい

1年1組はどこにでもあるごく普通のクラス。だけど、他のクラスとはちょっとだけ違うところがありました。女子生徒がみんな、「無用力」と呼ばれる、まるで何の役にも立たない、それも思春期だけしか使えない超能力を持っていたのです――。思春期女子はへんてこで、それがフツーで、みんなかわいい!衿沢世衣子が描く、思春期限定・ちょっと不思議なハイスクール☆デイズ!

超能力ほど便利じゃない思春期だけ使える「無用力」を持っている女の子たちの話。

「無用力」を絡めつつも物語の中心はどれも普通の思春期の女の子を描いていて淡い恋のような話が多くて良かった。

普通の日常の中にちょっとした無用力があって、それと皆がどう付き合って向き合っていくか、思春期のほのかな感じが無用力で表されててとても良いなって思いました。

空のカイン

自作の鎧を使い“空獣”を狩る天才発明少女ニーナ。彼女は空獣を狩ることで手に入る“空石”で儲けることに頭がいっぱい! そんなニーナが世界の外れの島で独り生き残っていた少年・カインと出会う。カインは過去の記憶を全て失っていた…。壮大な空の世界を舞台に、少年少女が大冒険を繰り広げる!!

険持ちよ先生は前作『そやかてええやん』で知ったのだけど、打って変わってど真ん中王道ファンタジーで最高だった。バトルもかっこいいしキャラも好き。世界観などの説明は1巻時点では不足気味なので、2巻以降での説明に期待。

SF

放課後ミンコフスキー

楽しい高校生活を夢見る少女・露木亜子は、ある日、神社に置いてあったみかんを触った瞬間、突然4年後の未来へタイムスリップしてしまう!! 「4年分の時間」と「普通の高校生活」を一気に失って自暴自棄になる亜子‥‥。だが、転校した先の高校で彼女を待っていたのは、"時間"と"みかん"をめぐる思いもかけない事件たちだったーー。愛媛県今治市を舞台に女子高生3人が奔走する、甘くて酸っぱい青春SF物語!!

ミカンとタイムスリップを掛け合わせたユニークな設定とそれによって失ってしまった青春を取り戻すストーリー。ミカンをきっかけにタイムスリップの謎を解いていきながら3人が友情を深めていく様子や、最後に亜子がどの時代でどう生きるのを選ぶのかという演出が個人的には好きだった。

AIの遺電子

人類の夢…テクノロジーの結晶・ヒューマノイド。人さながらに「病」を抱える彼らには、人とは違う「治療」の選択肢があったーーー。悩めるAIたちに寄り添う新医者・須堂の物語、開幕! 近未来系ヒューマノイドSF医療物語!

ヒューマノイドが人間と共に暮らす世界で、ヒューマノイドの病気を治す医者の物語。読んでいるとヒューマノイドと人間の境目がどんどん曖昧になってくる。ヒューマノイドの人間になりきれなさや悲哀みたいなのが描かれていて良い話があると思いきや、お客様サポート室ロボットとお客様に謝りに行くプロの「人間」の話はエグいくらい皮肉が効いていたりする。

それでも町は廻っている

いつも愉快な歩鳥が大ボケかまします!究極の天然が巻き起こす想定外なハプニング続出!個性あふれる下町商店街のメンツに爆笑必至!下町の人々の人情味も味な抱腹絶倒ギャグコメディ!今回は歩鳥たちが北海道に修学旅行に行って大騒ぎ!?

15巻は修学旅行回。修学旅行は大人になってから気付いたら共通の思い出になっているというのが良かったし、紺先輩のエピソードもめちゃくちゃ良かった。16巻完結巻は来春という感じらしいので、とにかく楽しみ。

サスペンス

僕だけがいない街

毎日を懊悩して暮らす青年漫画家の藤沼。ただ彼には、彼にしか起きない特別な症状を持ち合わせていた。それは…時間が巻き戻るということ! この現象、藤沼にもたらすものは輝く未来? それとも…。

今年は連載完結、映画化・アニメ化と盛り沢山だった。最後のオチも非常によく練られていて各種伏線をバッチリ回収していたし、最後の先生と悟のやり取りもラストにふさあしい盛り上がりで良かった。 最終話の読後感も良くて本当に素晴らしい作品でした。ありがとうございました。

プラチナエンド

幼い頃に事故で家族を失い、引き取られた親戚から虐待を受けて育った架橋明日。人生に絶望した明日は自殺を図るも、謎の天使ナッセに命を救われるとともに、誰よりも早く好きな場所へ行ける能力「天使の翼」、33日間人を魅了することのできる能力「赤の矢」、百発百中で人を死なせる能力「白の矢」を授けられる。天使の力で親戚の呪縛から逃れ、生きる気力を取り戻した明日だったが、「同様に力を与えられた13人の候補の中から神を決める」と告げられて…!?

*9

デスノートバクマン。の2人組の最新作。2巻がなんかダラダラしてる印象でうーむと思ってたら、3巻でバッチリ巻き返してきた。六階堂が良いキャラで、構図もメトロポリマン一派vs主人公たちという感じになってきて盛り上がりの雰囲気してきたのだけど、4巻を読んでいるとまたうーんという気がしてきたりしていてなんとも言い難い感じなんだけど皆さんはどうですか?

少女不十分

これは物語ではない。事件であり出来事だ。小説家の主人公は10年前、小学4年生の少女に拉致監禁される。作家志望の平凡な大学生が過ごす奇妙な少女との1週間に及ぶ監禁生活の行方は――。

西尾維新の原作はもとより、はっとりみつるの作画表現がとにかく素晴らしかった。ラストシーンは本当に良いので、是非そこまでたどり着いて欲しい。

その他(上手くジャンル分けできなかった)

かくしごと

ちょっと下品な漫画を描いてる、漫画家の後藤可久士先生は、一人娘の姫ちゃんが何にもまして、最優先。 そんな親バカの後藤先生が、この世で1番恐れていることは、娘に仕事がばれること。漫画家だなんて知られたら、もしかしたら娘に嫌われるのでは!? アシスタントや編集者を巻き込んで、今日も心配症の後藤先生の1日が始まります!

久米田康治新作。テンポも良いし構成も良い。『さよなら絶望先生』とかよりもなんかスッキリしてて読みやすい。

こども・おとな

あの時、君のそばにいた人を。君を見つめていた人を。どれだけ、思い出せますか? 懐かしい時代、ありふれた田舎の町の少年と彼を見守る大人たちの物語。不安と安堵の狭間を描く憧憬ヒューマンストーリー。

僕は福島先生が『サムライうさぎ』や前回の短編集2作にあったような甘酸っぱい恋愛描写が好きで、それが今作はなかったのは少し個人的には残念だったけど、今回は素朴で純粋で正直な頃をそのまま描ききったという感じの短編集で、 家族との距離感、友達との距離感、先生の言うことに対する反応、どれも子どもらしくて少し考えさせられるそんな良さがある短編集だった。

その他読んで面白かった作品

詳細は省略しますが良かった作品たちも貼っておきますね。

バイバイ人類 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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